キイロイセカイ 

豪州からこんにちは。クセ強すぎ夫と愉快な子供達との前途多難な日常生活

オーストラリアの賃貸事情③家なしトラブル編

こんにちは。

 

今日はクリニックに来ています。日本人医師がいて受付の方も日本人もしくは日本語が話せるので安心です。私は英語初心者ですが普段の生活は特に支障はありません。でも全部英語で症状を話して、それに対し今度は説明を受けるというのはちょっと難しい。病院に関しては正確にしておきたいので日本語が使えるのは有り難いです。ここ1ヶ月ほど治らない湿疹が出来ていて痛みや痒みもあるので受診しました。何が原因だろう?軟膏を処方され、1週間ほど様子を見てとの事でした。

 

さて今日も引き続きオーストラリアの賃貸事情についてです。

 

突然のキャンセル、ホテルが予約出来ない!?

やっと自炊できて食事問題もなんとかなり、近くの大きなショッピングモールへ行ったり公園へ行ったりして家探しも継続しながら過ごしていました。が、やはり家が見つからない。長女の学校区内に賃貸物件がなかったんです。考えられない程大きなプール付きの豪邸なんかはありましたが、それはどう考えても無理。オーストラリアには一体どんな人が住めるんだというお城のような豪邸が点在しています。あぁ海外だって感じ。夫のオーストラリア人の知人も協力して探してくれましたが、なかなか決まらない。仕方ないからこのままこのアパートメントホテルを延長しようと受付に話に行ったのですが・・なんと予約が埋まっていて延長出来ないと言うではないですか。困った。このままでは寝る場所すらない。知人がうちにおいでと再三言ってくれましたが、騒がしい子供二人もいていつ出て行けるかも分からないのに迷惑をかける訳にはいきません。有り難い提案は最後の最後の手段にさせて貰い、他の宿を探しました。

お金はかかるけど仕方ないくらいに考えていたのですが、どんなに探してもキッチン付きの宿が見つからない。実はこの時期オーストラリアではホリデー中だったんです。それでどこのホテルもいっぱいで予約出来なかったんですね。そんなん知らん・・と事前調べの甘さがまたここで浮き彫りになりました。こうなったらキッチンはいいから寝る場所だけでも確保したいと思っても空きがない。何とかしらみ潰しに探して、少し離れるけれどやっと一箇所予約出来ました。ホッとした矢先、移動の前日突然予約キャンセルになったんです!もうびっくりして本当に焦りました。なぜ?問い合わせても返信がない。支払ったお金は返金されるのか?まさか詐欺?沸々と怒りが湧いてきました。ともかく、次の宿が必要だ!と、かなり離れた場所に一箇所二泊だけ予約を取ることが出来ました。高いけど仕方ない。子連れで野宿はさすがにやばい。そうしているうち、キャンセルされたホテルから返信があり、返金は必ず行われるとの事でしたが、結局なぜキャンセルになったのかよく分からないまま。ダブルブッキングでもしてしまったんじゃないか?と今でも疑ってます。その後お金は無事返金されました。こうなったら切り替えるしかない。次へ移動だ!

 

二泊だけの滞在、そしてまた移動

次の滞在先はかなり離れた場所にあり、駅もなくバスを乗り換え乗り換えの移動しかありませんでした。また大荷物を引きずって移動か・・げんなりしているところに、例の知人が車で迎えにきてくれると申し出てくれたんです!申し訳なさもありつつもう本当に有難くて。しかも!その為に子供にチャイルドシートを2つ買ってくれたと言うんです!なんて事なの!信じられない!

▲買ってくれたチャイルドシート。車を買ったのでそのまま譲り受け使わせて貰ってます。

優しすぎる・・!!この知人夫婦はVISA取得や家探しなど本当に沢山助けてくれて、今でもずっと気にかけてくれて事ある毎にお世話してくれます。この知人夫婦がいなければオーストラリアへ来ることも出来なかったと心から思っています。この方は夫の職場のボスなんですが、夫の仕事に関しては長くなるのでまた追々に。

そんなこんなで、移動を手伝って貰い無事次の宿へ到着。(重いスーツケースも運んでくれた・・神様なの?)ここは大きな一軒家を貸し出していて、家具家電も全て揃っており凄く良かったです。Wi-Fiもばっちり。この時にネットを使わなければならないような事を一気に済ませました。

▲ここは広くて綺麗で凄く良かったです。

でもこの時点でもまだ家が決まりませんでした。いやー考えが甘すぎた。賃貸物件が少ない上に、私たちは外国人です。もし同時期に同じ物件を希望する人がいたら、競り負けるくらいに信頼度も低く、謎の日本人に物件を貸してくれる人も少ないのかもしれなかったんですね。オーストラリアでは貸し手側が借りる側を選べます。それならより信頼度が高い人に貸したい決まっていますよね・・

 

家なし生活も長引いてきました。でも広大でゆったりとしたこの国の気候や土地柄が心地よく、何よりオーストリア人の知人のお陰で、絶望的にならずに済みました。焦る気持ちもありつつ、なんとかなるか!と言う気持ちは常にあって、私達夫婦が二人して楽観的なのが良いやら悪いやら・・笑

 

こんなに長い時間家族でべったり過ごす時間も今までになく、長い旅行に出ていると思えばなんだか幸せな気もしました。でもやっぱり早く落ち着いて寝たい!

二日間の滞在を経てまた次へ移動することになりました。ここは希望する居住区に程近く、便利そうな場所でした。しかし・・このアパートメントホテルが最悪でした。ここでほんのちょっと心が折れそうになります。

 

明日に続きます。

 

本日もお読み頂きありがとうございました。