こんにちは。
今日語学学校でprogress testという定期的に行われるテストを受けました。
私の通う学校は他にも12週間に一度skills testがあり、その結果で進級が決まります。
今日のテスト悲しいくらいボロッボロでした‥
ビックリする点数をとってしまいましたが、隣の席のコロンビア人のクラスメイトと全く同じ点数で、全く同じところを間違えていて2人して苦笑いです。
もっと勉強せねば。英語、思っていたよりも全然伸びません。先生の話は割と分かりますが、言いたい事はなかなか言えず、筆記もスペルが分からなかったりします。
毎日新しい事が出て来て追いついていない感じですね。
さて今日は前回の続きです。(昨日の記事はこちら↓)
ちょっと真面目な話。持ってきて良かったものというより、結果的にやってきて良かった事です。
今回は女性限定のお話になるかも知れません。でも男性には直接関係ないけど、パートナーがいる方や今後女性のパートナーを作りたい方、それ以外の全男性が知っていても損はないかと思います。
生理に関する辛い経験
生理のお話です。私は元々月経痛が酷く、出血も多い方で、PMS(月経前症候群)にもかなり悩まされてきました。学生の頃は毎月のように寝込んで学校を休んでいたほどです。しかし家族で唯一の女性である私の母は、生理が軽いタイプであまり理解が得られず、病院へ行ったり鎮痛剤を飲んだりする対応を知りませんでした。出血量が多すぎて、寝ている間にナプキンが経血でいっぱいになり、かなりの頻度でシーツに血液をつけてしまうので、赤ちゃん用のおねしょシーツを敷くよう渡されていました。いつもうんざりといった顔をされるのがとても苦痛でした。尿意と違って勝手に流れ出てくるので止めようもありません。母はタンポンも使ったことがなくて、その選択肢も当時はありませんでした。
のちに私は看護師として就職して、相変わらず辛い状態が続きましたが、なんとか気合いで出勤していました。特に新人の頃に休むなんて言えませんでした。しかしある時、師長から顔色が悪いと指摘され、生理だというと帰って休みなさいと言われ、その日は仕事を調整してくれました。本当は生理休暇という正当な休暇があるんですが、利用したことがある人を私はみた事がありません。当時の主任は男性でしたが、仕事中に生理で体調が悪い事を話すと、それは自分に言わないで、と言われました。看護師だし理解してもらえると思ったし、主任も上司なので相談したのですが、非常識な奴と言われているようでなんだかモヤモヤした記憶があります。
生理は病気ではありません。でもその症状は人によって様々で、病気が隠れている場合もあります。隠す必要はなく、恥ずかしい事でもないと思っています。コンビニやドラックストアなどで生理用品を買うと、何故かそれだけ紙袋に入れてくれたりしますが、私はあれ苦手です。コソコソする事ないと思います。でもこれは、根強く残る生理や性に対するタブー感から恥ずかしいと感じる方もいるし、性犯罪につながる可能性もあるので一概には言えませんが。
話は戻りますが、休ませてもらえるのは有り難いですが、頻繁に休んで仕事に支障をきたしたり、迷惑はかけたくありません。当時、何度も色んな婦人科へ足を運びましたが、鎮痛剤を出されるだけで根本的な治療に至りませんでした。
月経困難症の治療
ある日の夜勤中、その時は万全の対策を取っていたつもりでしたが、あまりの忙しさにトイレにも行けない状態でした。先輩から突然、大丈夫!?代わるからトイレに行っておいで!と言われ、気づくと白衣のズボンに血がついていました。お尻の部分に丸くできた血液を見て、先輩はすぐ気づいたらしく、着替えや替えの生理用品まで持ってきてくれました。目が回る忙しさの中で、私まで時間をとらせてしまい申し訳なさで泣きたくなりました・・でもその先輩が、生理酷いの?ピル飲んでる?というのです。恥ずかしながら当時私は月経困難症で低用量ピルが治療の一環である事を知らず、詳しく教えて貰いました。先輩も症状が酷く、ピルを飲んでいる事、かなり症状が軽くなっている事を知りました。病院を紹介して貰い、幸いにもピルを飲み始めてすぐから、私には合っていたようで症状は本当に軽くなりました。ピルは人によって合わない事もあります。他にも定期的に受診し採血しなければいけなかったり、費用もかかります。ただその時の私にはまるで天からの救いのような気持ちでした。
すっかり楽になった生理の症状ですが、やがて結婚し妊娠を希望したため服用を中断しました。運よくすぐに妊娠し、年子で二人出産したので約3年近くあの辛い期間を過ごさずに済んでいたのですが、授乳をやめた途端再開してしまいました。産後は生理も軽くなることがあると聞いていましたが、私の場合全くでむしろ以前より強くなった気がします。ピル服用再開を考えましたが、赤ちゃんがいて頻回に受診できるのか、費用もかかるし毎日忘れずに同じ時間に飲めるのか。子供が間違って飲んでしまったら・・など考え先延ばししていました。それに加え、ピル最大の副作用として血栓症があります。血液の中に塊を作り様々な臓器付近の血管を詰まらせたりするこの血栓症。その確認のための定期的な採血ですが、このリスクも考えて諦めていたんです。でも毎月やってくる生理。だんだん恐怖に近い感覚になりました。何か対策をと調べるうちにミレーナ(IUS :子宮内避妊システム)を知りました。
これは一般的には避妊リングと言われているもので、最近では芸能人の方も公表していたりします。その名の通り避妊にも効果的ですが、月経困難症の診断があれば保険適応で使用でき、装着することによって月経過多などの症状を改善する効果があります。定期的な受診は必要ですが、ピルよりもその間隔が長く長期的には費用も抑えられます。近所で対応している病院を探し、診察の結果当日にこのまま装着可能とのことでした。ミレーナはリングと言いつつ形状はリングではありません。アルファベットのYのような形のものを子宮内に挿入、設置します。施術の際多少の痛みと人によっては少量の出血を伴います。でも私は結果的に言えばやって良かった!!です。ピルのようにPMSを改善する効果はなく、交換時期もあるので、そこは辛いところですが、何より出血量が激減しました。腹痛も我慢できる程度になり、今では極たまに鎮痛剤を飲む程度です。
そして、今回海外移住してその効果が本領発揮したように思います。出血が少ないので大きな生理用品を買わなくて済むし、(タンポンや大きなものは高いし、海外製は品質も不安)出血漏れの心配もありません。痛みで学校を休む事もないし、暑い中大きなナプキンで蒸れて皮膚トラブルを起こす事もありません。外出時は大量に持ち歩かなければならなかったストレスからも解放されました。(この感じで眼鏡やコンタクトレンズの不便さからも解放されたかったのですが、残念ながら視力矯正手術は適応外でしたが)
今回は人によってはセンシティブな話だったかも知れません。でも、繰り返しますが生理は恥ずかしいことではないと思っています。私には娘もいるのでいずれ生理が始まると思います。その時に正しい知識と経験で、ありのままを話し、最も信頼できる相談相手でいたいと思っています。母に理解されなかった辛い過去も含めてそう思います。同時に息子にも女性の体の仕組みについて、男性との違いについて話したいと思っています。あまり強制的にならないように、本人のタイミングで、理解できそうな時に話ていくつもりです。
今回のまとめ
海外移住前にやりたかった事→視力矯正手術
やってきて良かった事→ミレーナ(IUS)装着
です。かなり個人差がある事でしたが、視力が悪くても生理の症状が酷くても海外にいても快適に過ごしたい!って人はいいかも。
ただ、お勧めしている訳ではありません。こうゆう選択肢もあったよという話。
自分で調べて、医師と相談の上、リスクを考慮して自分で決めてくださいね。
ではまた次回に。
本日もお読み頂き有難うございました。