キイロイセカイ 

豪州からこんにちは。クセ強すぎ夫と愉快な子供達との前途多難な日常生活

オーストラリアの紫外線対策とUVケア偏愛

こんにちは。

 

今日のオーストラリアの私が住む地域は最高気温36℃です。

大体14〜15時頃が1日の内の最高気温ですが、ちょうどその時間に子供達のお迎えなので毎日暑さに悶絶しています。暑さもですが、私にとって一番問題なのが紫外線

オーストラリアの紫外線は日本の約5倍だそうです。以前住んでいたシンガポールも赤道直下に位置し、一年中暑く強い紫外線が有名ですが、オーストラリアも同様に紫外線が強い国で、その対策が必須です。

というのも、世界で皮膚癌発生率が一番高い国がオーストラリアなんですね。ここに来るまで知りませんでした。確かに、専門の病院が多くどこにでもある印象を受けます。元々白人は紫外線に弱く、オーストラリア人の3人に2人は70歳までに皮膚癌を発症し年間1900人ほどがそれにより死亡しているそうです。

そこでオーストラリアでは、紫外線による健康被害予防促進のために「Sun Smart Program (サンスマートプログラム)」が組まれていて、「Slip,Slop,Slap,Seek,Slide」という5Sがあります。

Slip on a long sleeved shirt.(長袖のシャツを着る)

Slop on some sunblock.(日焼け止めを塗る)

Slap on hat that will shade our neck.(首まで陰になる帽子を被る)

Seek shde.(日陰を探す)

Slide on sunglasses.(サングラスをかける)

オーストラリアでは子供への紫外線対策に関する指導が徹底されていて、5Sで子供達が紫外線から身を守る行動を示しています。サングラスをかけている子供はあまり見ませんが、帽子と日焼け止めは外出時に必須です。我が家の長女は小学生ですが入学時に教科書などの教材と一緒に日焼け止めが含まれていました。保育園に通っている長男も外遊び前に日焼け止めを塗り直して、何時に塗ったかなど保育士がその都度記録してくれ、保護者はアプリで確認できるようになっています。公共の公園でも遊具がある場所には屋根やシェードがあり、これは国の規定らしいですね。

そんなわけで、毎日紫外線対策を頑張っているおかげか特に長女は日本で一夏を過ごした時より日焼けしていません。焼けてはいるけど、服の境目にはっきり線が残っていた時とは違うなという程度で。オーストラリアの子供達は赤ちゃんの頃からそんな生活なので、2歳くらいの子でも自分で日焼け止めを塗る習慣があるみたいで、顔が真っ白になっている子とかよく見かけます。うまく伸ばし広げられてないんですね。笑 帽子を嫌がる子も全然見かけません。でも子供は凄く汗をかくし、長袖を着せる訳にいかないし、どうしても完璧には予防できないのが現状です。

でも私は大人。紫外線予防に余念がなく、高校生の頃から徹底した対策をしてきた自負があります。10代で日傘を持ち歩いていたのは私だけ、周りに一人もいませんでした。今のようにシンプルでお洒落なものは少なく、高齢女性が好みそうなフリルのついたデザインがメインでしたが、マシなものを探しまくり人目も気にせず使ってました。

それまで健康的な象徴のようだった小麦肌から、一大旋風を巻き起こした黒ギャル時代へ移行し、のちにそれが終焉の兆しをみせ、私が高校生当時は空前の美白ブーム。(これをいうと年齢がバレそうですが笑)真っ白で有名な女性美容家もいらっしゃいましたよね。私も当然その影響を受け、真夏でも長袖を着て登校していました。その頃には強めの日焼け止めがどこにでも簡単に手に入るようになり、絶対に焼かないと謳ったCMを頻回に目にするようになりました。UVカット加工という言葉も今や一般的ですよね。学生の頃は体育祭なんかもあり、半袖短パンで長時間外で過ごさなければならず苦痛で仕方なかったです。当時の日焼け止めは今よりもっと塗り心地が悪く、軋み感というかとにかく不快でした。匂いもきついし、伸びも悪いからムラになる。それでもせっせと塗りたくって、タオルを頭から被り靴下焼けしないように限界まで下げ、体育座りで校庭に並ばされた時は体操服に両腕両足を仕舞い込み、だるまのように小さくなっていました。笑

必死の抵抗が懐かしいです。ちゃんと授業を受けろという感じですが、思春期のキイロはそれどころではなかったんですね。その甲斐あって(?)か、沖縄の海で遊んだ夏も、シンガポールで過ごした期間もほとんど日焼けせず紫外線予防の習慣が身についています。帽子すら被らず、日焼けに対し全く意に介さない夫は狂人じみた妻を異様に感じている事でしょう。(もう慣れたみたいですが)

というのも、私はどうやらメラニン色素が過剰に反応するタイプらしく、すぐシミになってしまうんですね。とにかくそれが嫌で。そばかすが広がった顔が凄く可愛らしい人もいますが、私はそうゆうタイプではないので焼かない一択です。

紫外線対策に関しては並々ならぬこだわりがあるので、つい話が飛躍しました。本当はもっと熱弁したい事があるのですが、多分誰も興味ないので割愛します。興味があれば是非コメント下さい。語り合いましょう笑

話は戻りますが、オーストラリアの紫外線対策です。これは見た目の問題だけでなく、命に関わる事なのでやはり必要なんですね。でもまだオーストラリアで好みの日焼け止めを見つけられていません。子供達も使うので、安全で塗りやすく、なるべく安価で大容量の物が好ましいのですが。今はとりあえず長男の保育園でも使っているポンプ式のものを使っています。

SPF50+で子供と一緒に使えるポンプタイプ


外出時は塗り直せるように小さな容器に入れ替えて持ち歩いています。繰り出し式のバーム状のものは日本で購入したパウダーinのもの、WHOMEEのエイジングケアUVカットジェルはSPF30なので室内用で、日本では冬でも毎日使っていました。塗り心地最高ですが、真夏のアウトドアには心許ないかな。ユニクロのUVカットアームカバーは二つ持っていて、どこに行くのも一緒の最高の相棒。ちょっと肌寒い時もつけちゃいます。他にも100%UVカット加工の日傘や、帽子、サングラス、サプリなんかも駆使し紫外線から身を守っています。こんな姿でうろついているのは私だけです。みんな水着で歩いてる?レベルで薄着だし、そもそもオーストリアにはあまり良い紫外線対策グッツがありません。日本製が素晴らしいです。それなのにわざわざ手間と時間とお金をかけてここに来ました。その理由については後々書き残していきます。

 

本当はもっともっと沢山色んな対策をしているのですが、こうして文章にするとちょっと異常じみて気がしてきたのでこれくらいに。でもやっぱり続編やりたい。笑

 

本日もお読み頂きありがとうございました。