キイロイセカイ 

豪州からこんにちは。クセ強すぎ夫と愉快な子供達との前途多難な日常生活

オーストラリアの賃貸事情⑥〜番外編〜

こんにちは。

  

最近長男の保育園に日本から保育実習の大学生が来ています。前から時々実習生を見かけましたが、今回の実習生の方は日本人同士という事もあってか、よく話しかけてくれて長男の様子を教えてくれたりします。英語が話せない私は、他の職員の方と細かい話が出来なくて凄く有難いです。でも、担任の保育士さんはじめみんなとても親切で、凄く良い子だったよ!とか、英語も理解してきてるよ!とか簡単な英語で声をかけてくれます。おかげで長男も保育園が大好きです。有り難い事ですが、保育料目眩がしそうなほど高いですけどね・・

 

さて今日はオーストラリアの賃貸事情の番外編です。というか、本当はここを書きたかったのに家が決まる前の方が大変過ぎてそちらの方が長くなってしまいました。

 

緊張する!家のチェック

 

オーストラリアでは家を借りると定期的にinspection(インスペクション)という、借主が家を綺麗に使っているかを不動産業者が確認しに来るなんとも緊張するシステムがあります。大体3ヶ月に1度くらいです。このinspectionの事は事前に知っていたのですが、日本にはないので正直嫌ですね。もちろん日本にいる時も普段から綺麗に保つよう心がけていますが、小さな子供もいるしどうしても散らかったり汚れたりするもの。日本にいる時は古い中古マンションを買っていたので持ち家の気楽さがありましたが、家族が増え手狭になってきた事もありいずれ手放そうと思っていたところに移住の計画が立ったので、売却しました。これも結構苦労したので、いつか書こうかな。

1月に初めてこのinspectionがありました。どんな感じなのか全く分からなかったんですが、ネットで情報を集めると業者(家主?)によってはかなり厳しいところもあるらしく、凄く憂鬱でした。でもここは日本人の誇りにかけ、借りる前より美しくする事で知らしめてやろうと謎の使命感に駆られ、気合を入れて挑みました。

入居前、家の中は簡単に清掃されている感じはしましたが、所々汚れていたし日本のようにしっかり清掃され新品同様のような室内というわけではありませんでした。それが嫌で普段からよく掃除をしているし入居して間もないので、そんなに汚れてなかったです。ただ慣れないのが備え付けのオーブンの掃除。シンガポールでもオーブンがついていましたが、これどうやって掃除するのが正解なんですかね。元からの汚れもあって油汚れがべったりです。オーブン用の洗剤も見かけますが、とりあえず家にある洗剤でゴシゴシ洗いました。換気扇も同様に洗いました。家の中で大変だったのはここくらいですね。

 

掃除が大変!オーストラリアは植物大国

一番大変だったのが、庭の雑草と落ち葉の掃除です。家の中だけでなく、敷地内全部を管理しなければならないらしく、我が家は広い裏庭とたくさんの大きな木に囲まれています。大きなヤシの木(?)もあって、それがしょっちゅう枝を落とすのでとにかく掃除が大変なんです。加えて年末からの頻回な雨と暑さで庭の草は伸び放題。オーストラリアの植物は本当に大きくてその成長スピードは恐ろしく早いです。

公園や歩道周りなど公共の場所に生えた草も、定期的に業者の方が専用の車や大きな機械で草刈りしている姿を見かけます。うちの庭もちょっと草抜きしようかレベルではなくて、草刈機がなければどうにもなりません。ちなみに、この除草した時に出る枯れ葉や草は、地域によると思いますが専用のゴミ箱に捨てると週一回ゴミ回収業者が持って行ってくれます。一般ゴミ、瓶缶、草木用と3つのゴミ箱が道路に点在していて、回収日にはそれを前に出しておく決まりです。

しかしとてもこのゴミ箱に収まるレベルではない量の草木で、とりあえず草刈機が必要だと見に行きましたが、日本でたまに見かけるコンパクトなものではなくて、大きな押し車のようなあれです。これ・・買う?使ったことないし、燃料ガソリンだよね?どうしよう・・と迷っているうちにinspectionの日が近づいて来てしまいました。

ここで困った時の彼らです。そう、賃貸事情シリーズで何度も登場した我が家の神様オーストラリア人の知人夫婦です!彼は夫の職場のボスです。奥さんは私と同い年で、とっても仲良くしてくれてます。(彼らの神様エピソードはこちら↓)

 

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夫が状況を話すと、うちの草刈機を使っていいよと貸してくれる事になったんです。ありがたや〜

仕事が休みの日曜日、朝から知人夫婦がうちまで草刈機を持って来てくれるというので申し訳なく思いながら(彼らの家からうちまでちょっと遠いです)待っていましたが、持ってきてくれるだけだと思っていたのに、一緒に庭掃除してくれたんです・・!

暑い中大人4人で草抜き草刈り。夫が草刈機を使った事がないと言うと、この歳になって草刈機使った事ないなんてやばいよ!的な事を言われてびっくりされてました。笑 

一般的な日本人はこんな大掛かりな草刈機使ったことないよ。笑 

私の実家は田舎で庭の管理が必要でしたが、父がコンパクトな草刈機で草を刈るか、業者に依頼してましたね。ともあれ、数時間かけて、見た事ない程大きな虫と戦いながらみんなで掃除してスッキリしました!ただここで問題が。

除草した草が多すぎて当然ゴミ箱には入らず、どうしても処理出来ない。そこで奥さんがゴミ捨て場を探してくれましたがかなり高く、悩みました。するとボスが、セルフで捨てるところがあるからそこなら安いし持って行ってあげるよ!と自分の車に大量の草木を乗せて持って行ってくれたんです・・!もうね、お礼しきれないんですよ。せっかくの休日を他人の家の掃除で潰されて、しかも怪我してたし。(枝で切ったみたいです)

ここではもうお礼をしきれないので、いつか絶対日本に招待して盛大に接待しようと夫と誓いました。夫とボス二人で捨てに行ってくれて、奥さんと子供達と私は一緒に家で待つことにしました。

この奥さんも女神のように優しく、手続き関係やその他色んな場面で助けてくれます。inspectionの際事前に渡されていた用紙に記入もしてくれて、他に何かある?といつも気にかけてくれます。優しく楽しい人なので、すっかり懐いてしまった子供達から、今度はいつ遊べる?としょっちゅう催促されます。

彼らとは移住前からよくテレビ電話で話をしていたので、子供達も早く会いたかったみたいです。家に頻繁に呼んでくれて、今年の長男の誕生日は彼らの家で過ごし、パーティーを開いてくれました。たくさんのプレゼントやご馳走、ケーキまで手作りしてくれて人生でここまで多くの親切を受けた事あったかな?レベルです。

人から受けた優しさや親切ってどうやって返して行けばいいんでしょう。

とにかく英語をもっと勉強せねば。そろそろ子供達に追い抜かれそうです。

 

いざinspection当日!

彼らのあまりの親切に話が飛びましたが、おかげさまで綺麗になった我が家。inspection当日、夫は仕事で不在だったので私一人で対応しなければなりません。やや心配でしたが、結局何事もなくすぐに終えることが出来ました

当日、不動産業者だけが来ると思っていたのですが、家主も来ました。軽く挨拶し、業者の方が家の所々状態を写真に収めてました。家主の方とは挨拶以外会話することもなく、庭からなかなか戻ってこないので不安でしたが、オッケー!問題ないよ!と笑顔で帰っていきました。その後すぐに修理業者が来て、故障している部分の修理をしてくれました。庭からなかなか戻ってこなかったのは、破損したテラスの柵とかを見ていたようでした。あっさり終わって拍子抜けしましたが、問題なかったことで自信がつきました。

聞くと、借りる人によってはかなり酷い使い方をしている人も多くて、めちゃくちゃな状態だったりするそうです。それもあって貸す人を選ぶんですね。国民性にもよるそうで、やはり日本人はそんな酷い使い方をする人は少ないそうです。

信頼感と好感度が高い日本であることが嬉しいですね。

 

次は4月にinspectionがあるはずなので、また庭の掃除が必要です。

植物たちがあっとゆー間に成長しえらいことになってます。次は知人夫婦に頼らず自分達でなんとかしたいところです。

▲我が家の裏庭。今の所長男の遊び場以外に用途ないです。

▲玄関前に頓挫する大きな葉や枝を落とす憎いやつ。海外らしくて好きですけどね。



ではまた次回に。

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

 

移住前の準備②やってきて良かった事編〜女性の体〜

こんにちは。

 

今日語学学校でprogress testという定期的に行われるテストを受けました。

私の通う学校は他にも12週間に一度skills testがあり、その結果で進級が決まります。

今日のテスト悲しいくらいボロッボロでした‥

ビックリする点数をとってしまいましたが、隣の席のコロンビア人のクラスメイトと全く同じ点数で、全く同じところを間違えていて2人して苦笑いです。

もっと勉強せねば。英語、思っていたよりも全然伸びません。先生の話は割と分かりますが、言いたい事はなかなか言えず、筆記もスペルが分からなかったりします。

毎日新しい事が出て来て追いついていない感じですね。

 

さて今日は前回の続きです。(昨日の記事はこちら↓)

 

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ちょっと真面目な話。持ってきて良かったものというより、結果的にやってきて良かった事です。

今回は女性限定のお話になるかも知れません。でも男性には直接関係ないけど、パートナーがいる方や今後女性のパートナーを作りたい方、それ以外の全男性が知っていても損はないかと思います。

 

生理に関する辛い経験

生理のお話です。私は元々月経痛が酷く、出血も多い方で、PMS(月経前症候群)にもかなり悩まされてきました。学生の頃は毎月のように寝込んで学校を休んでいたほどです。しかし家族で唯一の女性である私の母は、生理が軽いタイプであまり理解が得られず、病院へ行ったり鎮痛剤を飲んだりする対応を知りませんでした。出血量が多すぎて、寝ている間にナプキンが経血でいっぱいになり、かなりの頻度でシーツに血液をつけてしまうので、赤ちゃん用のおねしょシーツを敷くよう渡されていました。いつもうんざりといった顔をされるのがとても苦痛でした。尿意と違って勝手に流れ出てくるので止めようもありません。母はタンポンも使ったことがなくて、その選択肢も当時はありませんでした。

のちに私は看護師として就職して、相変わらず辛い状態が続きましたが、なんとか気合いで出勤していました。特に新人の頃に休むなんて言えませんでした。しかしある時、師長から顔色が悪いと指摘され、生理だというと帰って休みなさいと言われ、その日は仕事を調整してくれました。本当は生理休暇という正当な休暇があるんですが、利用したことがある人を私はみた事がありません。当時の主任は男性でしたが、仕事中に生理で体調が悪い事を話すと、それは自分に言わないで、と言われました。看護師だし理解してもらえると思ったし、主任も上司なので相談したのですが、非常識な奴と言われているようでなんだかモヤモヤした記憶があります。

生理は病気ではありません。でもその症状は人によって様々で、病気が隠れている場合もあります。隠す必要はなく、恥ずかしい事でもないと思っています。コンビニやドラックストアなどで生理用品を買うと、何故かそれだけ紙袋に入れてくれたりしますが、私はあれ苦手です。コソコソする事ないと思います。でもこれは、根強く残る生理や性に対するタブー感から恥ずかしいと感じる方もいるし、性犯罪につながる可能性もあるので一概には言えませんが。

話は戻りますが、休ませてもらえるのは有り難いですが、頻繁に休んで仕事に支障をきたしたり、迷惑はかけたくありません。当時、何度も色んな婦人科へ足を運びましたが、鎮痛剤を出されるだけで根本的な治療に至りませんでした。

 

月経困難症の治療

ある日の夜勤中、その時は万全の対策を取っていたつもりでしたが、あまりの忙しさにトイレにも行けない状態でした。先輩から突然、大丈夫!?代わるからトイレに行っておいで!と言われ、気づくと白衣のズボンに血がついていました。お尻の部分に丸くできた血液を見て、先輩はすぐ気づいたらしく、着替えや替えの生理用品まで持ってきてくれました。目が回る忙しさの中で、私まで時間をとらせてしまい申し訳なさで泣きたくなりました・・でもその先輩が、生理酷いの?ピル飲んでる?というのです。恥ずかしながら当時私は月経困難症で低用量ピルが治療の一環である事を知らず、詳しく教えて貰いました。先輩も症状が酷く、ピルを飲んでいる事、かなり症状が軽くなっている事を知りました。病院を紹介して貰い、幸いにもピルを飲み始めてすぐから、私には合っていたようで症状は本当に軽くなりました。ピルは人によって合わない事もあります。他にも定期的に受診し採血しなければいけなかったり、費用もかかります。ただその時の私にはまるで天からの救いのような気持ちでした。

すっかり楽になった生理の症状ですが、やがて結婚し妊娠を希望したため服用を中断しました。運よくすぐに妊娠し、年子で二人出産したので約3年近くあの辛い期間を過ごさずに済んでいたのですが、授乳をやめた途端再開してしまいました。産後は生理も軽くなることがあると聞いていましたが、私の場合全くでむしろ以前より強くなった気がします。ピル服用再開を考えましたが、赤ちゃんがいて頻回に受診できるのか、費用もかかるし毎日忘れずに同じ時間に飲めるのか。子供が間違って飲んでしまったら・・など考え先延ばししていました。それに加え、ピル最大の副作用として血栓症があります。血液の中に塊を作り様々な臓器付近の血管を詰まらせたりするこの血栓症。その確認のための定期的な採血ですが、このリスクも考えて諦めていたんです。でも毎月やってくる生理。だんだん恐怖に近い感覚になりました。何か対策をと調べるうちにミレーナ(IUS :子宮内避妊システム)を知りました。

これは一般的には避妊リングと言われているもので、最近では芸能人の方も公表していたりします。その名の通り避妊にも効果的ですが、月経困難症の診断があれば保険適応で使用でき、装着することによって月経過多などの症状を改善する効果があります。定期的な受診は必要ですが、ピルよりもその間隔が長く長期的には費用も抑えられます。近所で対応している病院を探し、診察の結果当日にこのまま装着可能とのことでした。ミレーナはリングと言いつつ形状はリングではありません。アルファベットのYのような形のものを子宮内に挿入、設置します。施術の際多少の痛みと人によっては少量の出血を伴います。でも私は結果的に言えばやって良かった!!です。ピルのようにPMSを改善する効果はなく、交換時期もあるので、そこは辛いところですが、何より出血量が激減しました。腹痛も我慢できる程度になり、今では極たまに鎮痛剤を飲む程度です。

そして、今回海外移住してその効果が本領発揮したように思います。出血が少ないので大きな生理用品を買わなくて済むし、(タンポンや大きなものは高いし、海外製は品質も不安)出血漏れの心配もありません。痛みで学校を休む事もないし、暑い中大きなナプキンで蒸れて皮膚トラブルを起こす事もありません。外出時は大量に持ち歩かなければならなかったストレスからも解放されました。(この感じで眼鏡やコンタクトレンズの不便さからも解放されたかったのですが、残念ながら視力矯正手術は適応外でしたが)

 

今回は人によってはセンシティブな話だったかも知れません。でも、繰り返しますが生理は恥ずかしいことではないと思っています。私には娘もいるのでいずれ生理が始まると思います。その時に正しい知識と経験で、ありのままを話し、最も信頼できる相談相手でいたいと思っています。母に理解されなかった辛い過去も含めてそう思います。同時に息子にも女性の体の仕組みについて、男性との違いについて話したいと思っています。あまり強制的にならないように、本人のタイミングで、理解できそうな時に話ていくつもりです。

 

今回のまとめ

海外移住前にやりたかった事→視力矯正手術

やってきて良かった事→ミレーナ(IUS)装着

です。かなり個人差がある事でしたが、視力が悪くても生理の症状が酷くても海外にいても快適に過ごしたい!って人はいいかも。

ただ、お勧めしている訳ではありません。こうゆう選択肢もあったよという話。

自分で調べて、医師と相談の上、リスクを考慮して自分で決めてくださいね。

 

ではまた次回に。

本日もお読み頂き有難うございました。

▲コアラサンクチュアリの可愛いコアラ。予約制で抱っこできます。

 

移住前の準備①持ってきて良かった物編

こんにちは。

 

ここ数日でやっと朝夕少し肌寒くなって来ました。(日中はまだまだ暑いですが)

日本ではもう花粉症の時期到来しているようですね。私は全く感じないのですが、夫が花粉症で春はとても辛い季節みたいです。目や鼻が常にムズムズして痒いそうです。あまりに酷い時はアレルギーの薬や目薬も使っていましたが、彼はスッキリする目薬が好きなので強刺激なクール系の目薬を濫用しています。(キター!で有名な某CMのやつですね)血管収縮剤入りの目薬はあまり濫用しない方がいいのですが、スッキリする目薬は私も好きです。私は特にコンタクトレンズを使っているので目の違和感を感じる度に使ってしまいます。

 

さて今日はオーストラリアに持ってきて良かった物を偏った視点からお届けします。

 

オーストラリアに持ってきてよかった物①

冒頭に書いた目薬の事ですが、移住前に調べたところオーストラリアにはクール系の目薬がどうやら売っていないようでした。目を潤すモイスチャー系の目薬ならあるそうですが、クール系目薬偏愛者の私達には大問題です。実際今のところ見つけられていません。日本ではドラッグストアに行けば数え切れない種類の目薬が売っていますよね。過重労働ぎみな日本人は目も疲れているのかな?

事前に持って行くものリストに目薬を入れ、沢山買い込んできました。授業中に目薬をさしているとクラスメイトにびっくりされたり、どうしたの?と心配されます。笑 多分目薬は目の病気の時に使う認識なんでしょうね。外国人の友達にはコンタクトレンズを付けている人もあまりいない気がします。ワーホリで来ている日本人の若い女の子がほぼ全員カラーレンズを付けていて、不思議そうにしてますね。どうしてなの?と言われます。日本では凄く人気でみんな付けているよ、と説明しますが理解されるはずがありません。みんな目の色が違いますからね。笑

それから、コンタクトレンズを外した後必ず洗眼したい私に必需品なのが洗眼液。これはオーストラリアでも買えるだろうと思っていたのですが、買えるのは買えるけど種類が少ないです。小さくて値段も高いので困りました。液体は持ち込み制限されるのもあり、沢山持ってこれず残念でした。洗眼用のカップが単品で売っているので、今は生理食塩水で洗眼しています。生理食塩水なら安くて量も多いので使いやすいですが、清涼感はないですね。

ちなみにコンタクトレンズは長期間使えるハードレンズを使用しています。ソフトレンズの方が使用感が良いですが、強度乱視の私はソフトレンズでは乱視矯正出来ないんです・・メガネもしっかり矯正出来ないので仕方なくハードレンズを選択しています。海外へ行くときはこのコンタクトレンズ問題ありますよね。旅行なら数日分の使い捨てレンズがあれば安心ですが、長い滞在には向いてません。オーストラリアでもコンタクトレンズは購入出来ますが、紛失や破損に備えて予備のレンズを持ってきているし、今のところ買わなくて済んでいます。

ちょっと脱線しますが、遺伝もあり幼い頃から視力が極度に悪い私。海外へ行く際に不便を感じ、実は視力矯正手術をしようと受診した事があります。本気で手術を決心し、現金を握りしめて受診し、まずは検査からと言うので様々な検査を受けました。予約もなかなか取れず、検査前1週間はコンタクトレンズの使用を控えなければならず、やっとこの日を迎えたのに・・検査の結果私の眼は視力矯正手術適応外と言われました。まずはレーシックですが、角膜が薄いので表面をカット出来ない。そして眼内レンズですが、挿入部分に必要なスペースがない為入れられないと結局検査のみで帰されました。その時の絶望感たるや。私はもう一生このままポンコツ眼と生きて行かねばならぬのか・・早く新しい治療法が現れるのを切に願います。でもその頃には老眼が始まってるかもしれない。

オーストラリアに持ってきてよかった物②

次に歯ブラシです。これは結構有名ですかね。海外には日本人が一般的に使うタイプの歯ブラシが見つからないことが多いです。日本では好みに合わせた歯ブラシを色んな種類が選べますよね。私はヘッドが小さく毛先が一番柔らかい物が好みですが、こちらはとにかく歯ブラシが大きい!ちょっとした掃除道具かと思う大きさです。細かい部分が全然磨けた気がしない・・私が歯ブラシに並々ならぬこだわりを持つ理由は、現在まで虫歯ゼロで生きてきたからです。眼はポンコツですが、歯は強い。私の唯一の自慢なので大切にしたい。それに、歯の治療費は自費でかなり高額です。無駄な出費をしたくない。これはシンガポール在住中にも思った事でした。(シンガポール在住中の事は過去記事で少しだけ触れています。こちら↓)

 

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逆に夫は歯が弱く虫歯の治療痕だらけ。毎日物凄く時間をかけて丁寧に磨いているのに、虫歯になるのは体質でしょうね。私も昔からこだわっていたわけではないので、たまたま虫歯に強いんでしょう。昔は今ほど子供の歯磨きに注目されていなかったし、私の両親はかなり適当なので熱心に仕上げ磨きしてくれたとかもないです。なのでこのラッキーを大事にしたい。こだわりのデンタルケアグッズは一年以上持つほど沢山持ってきました。子供用の歯ブラシも同様にお気に入りのものを持ってきています。これは治療費が高いからというより単純に虫歯にしたくないからです。長女はこちらへきて初めて乳歯が抜けました。これからどんどん一生付き合う永久歯が生え変わるので、しっかりケアしたいところ。

余談ですが、長女は赤ちゃんの頃から歯磨きがとっても上手です。当然私や夫が磨くのですが、いつまでも大人しく磨かせてくれます。歯が生えていない頃から練習してたからかなぁと思っていましたが、長男は大暴れの大泣きだったので、性格の違いだと断言しておきます。笑(最近やっと彼も上手になりました)

歯磨き前はフロスも必須です。子供用の使いやすい日本のフロス最高です。

▲大量のデンタルケアグッズ

 

なんだか段々日本にいた方がいいのでは?と疑問に思えてきました。笑

 

日本は本当に便利な国。なんでも簡単にすぐに手に入り、安価なものも多い。

でも時々そのあまりの便利さに際限ない欲求が積もり積もって感覚がおかしくなっていき、段々自分が分からなくなってきたりします。

本心では自分で自分を呪縛している色んなものから解放されて、何も持たず何にも囚われず、本当の意味で自由になってみたい。そんな気持ちがずっと心の奥にあったりします。

でも大切な家族と一緒に、便利で快適に過ごしたいという我儘な自分もいて、その矛盾する感じがなんとなくいつもちょっとだけ息苦しい。

海外にいると、不便さを補填しようと工夫したり、見慣れない景色に刺激を貰ったり、言葉も育った環境も違う人とコミュニケーションを取ったり、その人たちから全く違った考え方を学んだり。そんな風に過ごしていくうちに新しい自分に気付きます。

その快感は他にない気がします。

もちろんそれは日本にいてもどこにいても心の持ちようなので可能ですが、チャンスがあったので海外に来ました。

まだまだ日本のものに対する依存強で苦労しながらですが、楽しい毎日です。

今まだ日本に帰る選択肢があるからこそここに居れるという感じです。

 

持ってきて良かった物、長くなりそうなので続きは次回に。

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

子供が海外で発熱。病院受診した話

こんにちは。

 

オーストラリア在住キイロです。

先週長男が発熱しまして・・今4歳なんですが、段々体が強くなってきて最近めっきり熱を出さなくなっていました。去年の夏にオーストラリアへ引っ越してきたのもあり、日本で冬を過ごしていないので、風邪を引きにくかったのもあると思います。

こちらへ来てすぐは慣れない環境や約1ヶ月のホテル生活で子供たちの体調が心配でしたが、何事もなく元気で、杞憂に終わった事にすっかり安堵して油断してました・・

(家が決まるまでの記事はこちら↓

 

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長男久々の発熱。三日前から異変が・・

その日いつも通り保育園から帰ってきて、おやつを食べたり普段通りに過ごしていましたが、夕方から体が熱くなり熱を測ってみると38.0℃超え。

実は、この3日程前から予兆がありました。全身に蕁麻疹が出ていたんです。元々アレルギー体質ではなく、今までこんな事もなかったので気になりました。その時私は語学学校にいたので状態を確認出来ず、仕事が休みで長男と一緒にいた夫からの連絡で知りました。本人は痒みがあるものの至って元気と言う事でしたが、写真を送ってもらい見ると結構腫れ上がっていて、範囲が広がっている言われました。今から帰るけど、長女を迎えに行ってから帰宅となると1時間以上はかかるし、アレルギーの怖さはよく知っているつもりです。

(私は看護師です。以前こちら↓の記事で少し触れています。)

 

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アレルギーの最大の怖さは、喉の奥まで腫れて気道を塞ぎ呼吸困難になることです。ICUや救急で働いていた時は、アレルギー反応で呼吸困難になり、救急搬送された事例は幾度なく体験しました。自分が近くにいない以上、様子を見といてと言うのはちょっと怖くて、日本から持参していた小児用の抗アレルギー薬を飲ませて欲しいと夫に伝えました。すぐに飲ませるのを迷ったのは、普段薬関係は私が全て管理しているので、夫が分からないかもしれないと思ったからです。間違って別の薬を飲ませても怖いし・・それもあって、いつも夫には事前に説明し、分かりやすいように分けたり、薬効を記入したりするようにしていましたが、オーストラリアに来てからあまりきちんと整理してなかったんですね。でもちゃんと分かったようで、確認をとりながら飲ませてくれました。私が帰宅した頃にはすっかり蕁麻疹も消え、元気に遊んでいました。

アレルギーは原因がわからない事が多いです。入院して詳しく原因精査をしたりもしますが、はっきりしないパターンもあります。なので普段と変わりない食事、生活をしていたし無事に落ち着いたので特に気に止めませんでした。ところが翌日も、その翌日も蕁麻疹が出ました。1日1回だけで、薬を飲むとすぐに消えるし原因は分からないけど大事には至らないだろうとは思いましたが、さすがに長い。次の休みに病院に連れて行こうかなと思っていた4日目に発熱しました。久しぶりの発熱でしたし、39.0℃あたりから段々元気がなくなってきました。その後何度か40℃を超えましたが解熱剤を飲ませなんとか朝を迎え、まだ熱が出ていたけど、週末だったこともあり家にある薬を飲ませて様子を見ていました。

 

海外旅行に必須。お守りの粉

この時役立ったのが、海外に行く時は必ず持って行く粉のポカリスエットです。

▲水に溶かすタイプのポカリスエット


これはシンガポール在住中に一家全滅の嘔吐下痢になった経験があり、その時の教訓で海外には必ず持参するようにしていました。本当は甘味の少ない経口補水液がいいのですが、持ち運びにはこちらが便利です。あまり使いたくないお守りとしてのポカリでしたが、高熱で(特に子供は)水分を失いやすく全身状態に影響が出やすいので、電解質をスムーズに補給してくれる力強い味方でした。私は苦手ですが、長男は味も好きみたいです。

解熱剤が効果を発揮しているタイミングで素早くシャワーを済ませ、食事を取らせます。幸い食欲は落ちたもののまずまず食べれていました。でもまだ発熱が続いていました。この時、咳や鼻水などの一般的な風邪症状がなく熱と蕁麻疹だけだったので、なんだろうと思いましたが、喉を覗いてみると奥に白いプツプツが。これはもしや溶連菌では?と思いました。溶連菌は他のウィルス性の風邪と違い抗生剤が効果的です。疑いながら翌日病院を受診しました。

 

海外で病院受診。薬の受け取り方

この病院は日本人医師が在籍し多くの留学生や駐在員が通う日本語対応の病院で、夫婦で経営されています。小児専門の医師ではないので、詳しい検査などはありませんでしたが無駄に侵襲のある検査も受けさせたくない気持ちもあるので私には十分でした。処方箋を受け取り、薬局へ行きます。でも薬局は当然英語対応です。色々聞かれますが、(誰の薬か?とか体重は?ジェネリックにするか?とか)何度か聞き直してやっと提出できました。

これは日本で薬を受け取る時とさほど変わらない質問なのに、無意識に英語に対する苦手意識が働いてうまく聞き取れませんでした・・ジェネリックなんて日本でもよく使う単語なのに、一瞬何を聞かれているか分からず、聞き返すとcheaper?(より安い)と言われてやっと気付きました。笑

しかし結局、ここの薬局には置いていないと言うではないですか。(親切に○○の薬局なら在庫があると思うよ的な事を教えてくれましたが、聞き取れませんでした。笑)長男を連れてうろうろしたくないので、夫に車で迎えに来て貰い別の薬局へ行きました。この時は夫が対応してくれました。(切実に早く英語上達したい・・)

この薬局ですが、病院の受付の方に、薬局によって薬の値段が違うからディスカウント系の薬局の方が安いかもしれないと教えて貰いました。薬もディスカウントされるの?と疑問に思いましたが、あらゆる品物がディスカウントされているドラックストアで私一押しのChemist Warehouse (ケミスト・ウェアハウス)に処方箋を出しました。抗生剤が出されていて、薬剤師が調合してくれます。それを受け取り、他の商品と同じようにレジで会計する流れでした。

▲抗生剤。薬剤師に相談して下さいと書いてある袋に入れて渡されました。

▲瓶に粉が入っていて用量に合わせて水で溶いてあります。計量スプーン付き。

このタイプの薬は初めてでしたが、よく考えると小児用のシロップ薬と同じですね。成分も確認しましたが、日本でもよく使われる一般的な抗生剤です。ただ、日本の小児科で抗生剤を処方される場合、その薬効から下痢しやすいので整腸剤をセットで処方されることが多いですが、今回はなし。下痢するかなぁと思っていたら、夕方的面に来ましたね・・持っていた(抗生剤に対応しているタイプの)整腸剤も一緒に飲ませることにしました。この抗生剤ですが、味見したところドロっとしていて濃い甘いフルーツ味って感じで4歳でも普通に飲めました。その後は微熱程度でこのまま治ってくれそうな雰囲気です。

結局病名は分かりませんが、溶連菌か扁桃炎あたりかな。

 

医療費はいくら?

大人の病気ももちろんですが、幼い子供を連れて海外へ行くと言うのは、分かっていたとは言えやはりリスキーです。ここオーストラリアは医療体制は整っているし、日本とあまり変わりありませんが日本語が通じなかったり、受診のハードルが高いような国ではちょっと厳しいですね。移住先をオーストラリアに決めたのはそうゆう理由もあります。

ちなみに医療費ですが、国民皆保険制度のある日本と違い当然高額です。が、留学生は必ず学生保険ような医療保険に加入しなければならない決まりがあり、帯同する家族も同様です。そんなわけで(家族4人分なので)結構良い金額を事前に支払って保険に加入していたので、まだ支払える程度に収まっています。今回の受診で自己負担額はAUD30(日本円で約3000円)薬代はAUD6(約600円)くらいでした。何故か安すぎる薬代。ディスカウントの薬局だったからなのかは不明です。

ワーホリは海外保険必須ではないそうです。でも長く居るならやっぱり加入していた方が安心かな。事故や怪我もあるしね。

 

幼い子供が二人いる我が家。これからもまだまだ乗り越えなければならない問題が起こりそうです。

 

ではまた次回に。

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

 

子供たちを見守る人々

こんにちは。

 

今日は子供たちの事でとても嬉しい事がありました。  

と言う事で、今回は子供たちについてです。

 

保育園に入れない?日本の待機児童

去年オーストラリアへ家族で引っ越して来て、そのために子供たちは日本で通っていた保育園を退園しました。この保育園に入園するのにとても苦労しました。下の子が1歳になり育休明けから仕事復帰したんですが、その時点で保育園が決まらなかったんですね。希望のところはことごとく許可されず、結局長女と長男は別々の保育園に、と市から手紙が届きました。うちには他に頼れる家族はおらず、夫と2人で何とかしなければなりません。私は看護師で、育休前の職場に戻りましたが、夜勤は免除して貰っても土日祝日関係ない仕事で、夕方までは仕事です。初めは職場の保育所に預かって貰っていました。病児保育や夜間保育もあったので、夜勤をする看護師ママもいました。少しの体調不良なら小児科もある総合病院なので、受診もさせてくれます。でも職員専用の病院付属保育所なので、小規模で出勤時しか預かって貰えず、認可保育園ではないのでお金もかかりました。1歳ならまだしも、上の子もいて狭い園庭や小規模すぎる保育所では成長過程の中で物足りなさを感じるのではないかと思いました。仕事に間に合う様に、通勤途中で通える保育園に入れたい。でもこの辺りの保育園は特に競争率が高く、待機児童が溢れていて入所枠がなかったんですね。

そして近年よく目にする保育園での痛ましい事件(保育士からの虐待や置き去りなど)がどうしても怖くて、保育園に預ける事自体不安で簡単に信用も出来ませんでした。1箇所何とか長女の枠だけ確保できそうな保育園があったのですが、見学に行った時に玄関で掃除をされていた保育士の方の態度に軽い疑問を覚えました。明らかに見学者だと分かるはずなのに(その他の来園者だとしても)チラリとこちらを見て、挨拶もせずぷいっと中へ入って行ったんです。声もかけられず、不安に思いながら中へ入り、受付をして中を案内して貰いました。保育園全体の印象はごく普通でしたが、先ほどの保育士がいて、その時もこちらを一瞥しただけで、笑顔もなくそのまま子供達の相手をしていました。私はその時点で、ここはちょっと嫌だなと思ったのですが、後から聞くと夫も同意見だった様でした。実際は多少疑問に思いながらも預ける選択しか出来ない人が大多数だと思います。でも‥保育士に不安を覚えながら、またしっかり話す事もできない幼い子供たちを預ける事はその時出来ず、それなら職場の保育所の方が安全だなと思い、一旦保留にしました。まず第一に子供たちの安全を最優先にしたかったんです。

 

職場復帰。働きながら育児の大変さ

この時私は集中治療室(以後ICU)に在籍していました。仕事自体は好きでしたし、自分軸で動ける身軽さや、子供を気にせず仕事に集中できる時間は本来の自分を取り戻した様な感覚でした。そんな人、多いんじゃないかな。当時の上司や同僚もとても協力的で、他にも子育て中の同僚もいましたし、かなり優遇して頂きました。ICU直属の上司で、看護師長なのですが、師長クラスになると沢山の業務や会議を抱えているので、なかなか現場仕事が出来ないパターンも多いんですね。私の師長は看護師として働きながら子育てした経験者で、事あるごとに気にかけてくれ、「小さいうちは沢山病気するし、仕方ないよ。大丈夫だから!」といつも言ってくれ、私の代わりに現場仕事を代わってくれたりしてくれました。本当に有り難かったのですが、どうしても罪悪感の様な申し訳ない気持ちがずっとあって、気を使いすぎて疲れてしまいました。みんなが同じように周りに助けて貰いながら気を遣って働き、子育てしていくのは理解していました。それが出来るだけ有難い事でしたが、仕事も忙しくて終わるとすぐお迎えに行き、慣れない子育てと仕事の両立にヘトヘトになってしまいました。1人の休みが欲しいと切実に思いました。

 

待機児童から保育園入所へ

そんな時に、知人から保育連盟という団体がある事を教えて貰い、待機児童になってしまった事を相談しました。保育連盟からの指導を頂き、市に訴えかける形で、苦労しましたが無事希望の保育園に入所が決まったんです。ただ、長女と長男は別々の保育園。でもここは家族経営の認可こども園で、建物と名前は別々ですが隣接しており園庭や体育館は共有、イベントなども一緒にするし、保育士の情報も共有されるという、ほぼ同じ園の様なところだったので、別園なのはあまり気にせずに済みました。問題だった送り迎えも一緒に出来て楽です。

保育士の方はみんな明るく元気で、雰囲気はとても良かったのですが、ここでもまだ不安というか疑念がありました。他人に幼い子供を預けるという不安がどうしてもあり、疑い深い私は簡単に心を開く事ができなかったんですね。それは先述した保育園でのトラブルに関する報道が沢山あったせい、が大きいです。トラブルから亡くなってしまう児童もいて、それが重くのしかかりずっと頭の中から消えませんでした。

 

そして当時コロナ真っ只中。職員の方も当然マスク着用、子供たちもマスクをして登園していました。入学式はなくイベントも制限されていて、表情がよく分からず保育士さんとのコミュニケーションもおそらく以前よりずっと少なかったと思います。でも、そんな大変な時でしたが、保育士さんは本当にあたたかく親切で、子供たちもすぐに懐き、出来る事を精一杯やって下さる姿を見ていくうちに、保育士さんに対して抱いていた疑念や不安はすっかりなくなりました。我が家の子供たちは保育園が大好きで、預ける際も一度も泣きつかれた事はなく、お迎えに行くといつも大きな笑顔で、あぁ楽しかったんだなと分かるんですね。それが本当に安心感に繋がりました。保育士さんは担当でなくてもみんな明るく声をかけてくださり、登下校時は毎日園の前に立って、前を通る車などから子供たちの安全を守ってくれました。真冬の極寒の中でも、真夏の暑い中でも汗を流しながら笑顔で挨拶してくれ、迎えてくれる職員の方々に毎日感謝の気持ちでした。

後から知った事ですが、この園はこの辺りの地域の中でも凄く人気で、独自の習い事やイベントもあったりして保育士の方々がとても良くしてくれるという事でした。子供たちは本当に沢山可愛がって頂き、私達もここに入れて良かったと思っていました。

それが、親の勝手な都合で海外移住が決まり退園する事になったのは、子供たちに悪い事してしまったかなぁと少し心残りです。後ろ髪引かれながら退園の日、お友達からも保育士さんからも沢山のお手紙やプレゼントを頂きました。特に、入園時からの沢山の写真や映像をまとめた動画をわざわざ作ってくれたのには感涙でした・・私もとても信頼していた長男の担任の保育士さんは、最終日に必死に我慢しても溢れてくる涙を笑顔で隠しながら、息子を抱きしめてくれました。隠しきれない寂しさをその涙から感じ、沢山愛情をかけて保育してくれた日々に感謝しきれませんでした。園長先生からも激励の言葉を頂き、まだよく分かっていない子供たちを連れオーストラリアへ来ました。

 

そして昨年末、お世話になった園にクリスマスカードを送ろうと思い立ち、お礼と年末の挨拶、こちらでの生活の様子を含めて、少しの写真を同封しお手紙を送りました。園での楽しかった体験のお陰で、こちらでも子供たちはすんなり学校生活に入っていけた事、毎日元気に楽しく通っている事などを書き添えました。初めて海外から手紙を送ったので、ちゃんと届いているか心配でしたが、そのうちすっかりその事を忘れていました。

 

心あたたまるプレゼント

そして今日、園からお返事が届いたんです!無事に届いていればいいな、くらいの気持ちで返事がくるなんて考えてもいませんでした。それぞれうちの子供たちに向けて丁寧にひらがなで書かれた手紙、私達親に向けて書かれた手紙、園のお友達の写真、誕生日だった長男へ誕生日カード。それから、QRコードが同封されていました。読み込むと、保育士さんや園長、お友達からのメッセージ動画でした。長男の為に歌ってくれたハッピーバースデーソングも収録されていて、私達のためだけに作ってくれた動画でした。可愛く編集されていて、きっと時間をかけて作って下さったんだと思います。こんな事までしてくれるなんて‥もう感情がぐちゃぐちゃになりそうな嬉しい驚きでした。

子供たちも凄く嬉しかったようで、何度も見せて見せてとせがんできます。仲良しのお友達の顔が見れて、◯くんだ!◯ちゃんだ!と大喜びでした。何だか逆に気を使わせてしまったと少しだけチクリとしましたが、ここは素直に感謝と喜びを噛み締めさせて頂きます。近いうちに必ず、少し成長した子供たちを連れて直接お礼を言いに行きたいです。

 

見守ってくれる全ての人に感謝を

子供たちを通して、私の中で保育士さんへの尊敬が大きく膨らんでいきました。本当に凄い仕事です。子供がただ好きというだけでは、こなせない大変な仕事です。世間では悲しい事件もありますが、殆どの保育士さんは子供たちに大きな愛情をもって日々保育にあたってくれているはずです。改めて強く実感させられました。

保育士のみなさん毎日本当にお疲れ様です。あなた方のお陰で私達は安心して働く事が出来ます。みなさんにもっともっと幸運が訪れますように。何か微力ながら力になれる事がないかなぁ。

 

心温まる出来事でした。オーストラリアに来てから人の親切に触れる機会が多くて、感謝感謝の毎日です。子育て頑張ります!

▲車から見えた雨上がりの虹



本日もお読み頂きありがとうございました。

オーストラリアで英語のお勉強

こんにちは。

 

今日は語学学校で映画を観ました。学校ではよく英語の勉強のために映画を観ますが、私のように初心者は、Disneyなどの理解しやすい英語で構成されたアニメを観る事が多いです。英語を学んだ人に聞くとほぼ全員が映画を沢山観たと言うんですね。夫もそうです。夫は昔々アメリカで英語を学んだそうですが、映画好きなのもあって沢山観たようですね。私はというと、映画は大好きなのですが、困った事に邦画が好きなんです..

ハリウッドの様なお金がかかった大掛かりな映画も楽しいですが、静かで観る側に理解を委ねるような、観終わった後にポツンと何か落とされた様な感覚を覚える邦画が好きです。

なので、エンターテイメント性の高い映画はちょっと不得意で、なかなか観る気になれないんですが、勉強の為に頑張って観ようと思ってます。目下好みの映画を模索中。

お勧めの洋画ないですか?

 

さて今日は昨日さらっと書き残した語学留学についてです。

 

オーストラリアに語学留学

私は今学生ビザでオーストラリアに来ています。ビザについてはかなり苦労したので、別日に。

語学留学は市街の便利な場所にあり、通常の授業の他に外に出てアクティビティがあったりもします。BBQしたり、美術館へ行ったり。イベントの次期にはハロウィンパーティーやクリスマスパーティーなんかもあります。

▲ハロウィンパーティーの飾り付け

 

まず初日はクラス分けのテストがありました。writing、reading、speaking、listeningです。結果は全くで、分かっていましたが1番下のビギナークラスでした。ただ、writingだけ少し良かったんですね。(speaking はほぼゼロ)これは日本の英語教育の在り方を著しく示していると思います。学校には日本人が数人いますが、先生からも日本人はgrammar(文法)は得意な人が多いよ、でも会話やコミュニケーションは得意じゃないよね。と言われます。本当にそう。日本人は多くの場合文法の勉強ばかりするので、実際話す機会もないし、英語を聞く習慣もほぼありませんよね。他の国の生徒は全く逆な印象です。発音が良い気がするし、沢山喋ってくるので凄く出来てる感じがしますが、文法はめちゃくちゃだったりします。例えば、日本人は決まった熟語や短い簡単な文章なら分かる人が多いですよね。(My name is○○.I'm from Japan.とかHow old are you?とか)決まったフレーズをそのまま覚えている人が多いです。諸外国ではそうゆう教え方をされないのかな。意外だったのが、スペイン語圏の生徒が、1.2.3...などの数字が分からなかった事です。数字が大きくなると難しいですが、一桁なら知ってる人が多いですよね。違いが面白いなーと思いました。同時に、やはり英語も人と関わる為のコミュニケーションツールなので、まずはspeakingが1番大切だなと実感させられました。せっかく義務教育なんだから、日本でももっとspeakingに力を入れたらいいのに、と思ったり。

 

語学学校、授業やクラスの雰囲気ってどんな感じ?

クラス分けの翌日から本格的に語学留学が始まりました。

私の学校は初心者から大学進学コースまでそれぞれの英語力によってクラス分けされていますが、私は1番下のelementary(初心者クラス)から始まりました。学生の頃は英語が不得意な方ではなかったのですが、授業に入るともちろん全て英語。現役から離れて長い私は中学英語も忘れてしまっていました。分からないところを説明されてもそれも英語なので、説明が分からない。レセプションで教科書を貰って来てと言われてもやり方が分からない、どう聞いたらいいか分からない。とにかく何も分からなかったんです。シンガポール在住中に何故もっと英語を勉強しなかったんだと自分を恨みつつ、初心者クラスじゃないの!?と勝手に騙されたような気分になった最初の1週間。でも、何故か2週間目には慣れて来て何となく何をやっているか理解するようになったので不思議です。これは英語力が伸びたと言うより、単に慣れたんですね。先生のやり方や癖、何を問われているか、何を答えさせたいのか、に何となく慣れてきたんです。あとはもうスマホ活用ですね。今やもうスマホは授業に必須です。実際、先生からGoogleでチェックしてとか言われます。スマホ使ってみんなでゲームしたりね。

何とかついていっていたら、そのうち友達が出来ました。10代や20代の生徒が多い中、30代後半の私は完全に1番歳上でしたが、日本人は本当に若く見られるので気づいてない人も多かったみたいで、嬉しい誤算です。笑

私の学校はラテンアメリカ人が殆どです。クラスに2.3人の日本人と、あとは稀に韓国人やベトナム人、ヨーロッパ圏の人。毎週月曜日に新しい生徒が入るので、入れ替わりはありますが、今のところそんな感じ。日本人は殆どがワーキングホリデーで来ていて、学校に通える期間が最大4ヶ月だそうで、(自分で期間を決めれる。通わなくてもOK)仲良くしてくれた日本人の子達はどんどんいなくなります。学生ビザで来ている日本人は学校全体で私含め3人だけです。私は学生ビザなので、あくまでも勉強のためにオーストラリアに来ている立場。授業は8割以上の出席が必須で、欠席ばかりしているとビザを失う事になります。約20年前、夫がアメリカへ留学していた時はそんな決まりはなかったらしく、頻繁に授業を受けずに友達と遊びに行ったりしていたそうです。これは国の規定によるかもしれません。

そんな訳で毎日真面目に通っている私ですが、3週間目にはもう凄く学校が楽しくなっていました。気の合う友達が出来た事、担任の先生が好きな事、分からないなりに必死に言葉を探し伝え、相手の言ってることを理解しようと頭を働かせる事が段々面白く感じて来たんですね。友達はというと、同じクラスの子達もほぼ同じレベルの英語力なので、お互い言えない聞き取れないんですね。それなのに何とかコミュニケーションをとってお互いを知ろうとする経験が凄く楽しかったんです。ほぼ感覚だけで仲良くなる経験は記憶の中ではなく、もしかしたら言葉を覚えたての子供達はこんな感覚で友達を作っているのかもしれません。仲良くしてくれる友達はコロンビア人とメキシコ人が多く、1番仲良しなのはコロンビア人の男の子です。なんだか凄く気が合う。話せなくてもコミュニケーションがとれるとはこうゆう事かと感激に近い驚きを経験しています。日本のアニメや車が好きな人も多くて、日本が好きと言ってくれる人が多いです。

▲最初の頃の授業。中学英語のおさらいのような内容です。

▲初心者コースの教科書。それでも私には結構難しい。

外国人のイメージは?

ところでラテンアメリカ人のイメージでどんな感じですか?私は実際に関わるまで、ダンスやパーティー好きで、テンションが高く、陽気で軽い感じのイメージがありました。確かにそうです。多分何となくあるイメージのままですが、意外に思ったのが(特にコロンビア人ですが)凄く真面目で勤勉な人が多い事。男性はシャイな人が多く、女性は明るく元気です。そしてみんなとてもフレンドリーで優しい。なんというか、真面目さが日本人の感覚に近い気がします。みんなよく働き、授業も真面目に受けます。でもノリがよく冗談も通じて、適度な距離感で関わってくれます。言葉で伝えにくい感覚なんですが、日本人とフィーリングが凄く合う気がします。クラスメイトのお陰でラテンアメリカ人が凄く好きになりました。逆に冗談が通じにくかったり、一つのトピックスに熱くなり口論みたいになるのはヨーロッパ圏の人に多い気がします。でもこれは悪い事ではなくて、そうゆうコミュニケーションなんですね。意見をぶつけ合って議論するのが好きなんです。妥協せずしっかりと意見を言うところは羨ましい気もしますね。

例えば、1人がお菓子食べる?と差し出して来たら、日本人は食べたくなくても受け取り、ラテンアメリカ人はありがとう、でもいいや、って感じ。ヨーロッパ圏の人は、いらない、それ嫌いなの。って感じ。勿論これはあくまでも一例であって、当然全ての人がそうではないです。私の個人的な感覚で、批判でも共感でもないです。単に違いが面白いな、という話。

みんなそれぞれが沢山自国の紹介をしてくれます。日本へ行った事があるという人は、多分に漏れず日本がとても良かったと言います。日本人はとても親切だったと。お互いがこんなに興味と節度を持って関わる事が出来るのに、世界中で終わらない争いが起きている事実に信じられない気持ちが浮かびます。

全員が様々な理由でオーストラリアへ来ているわけですが、英語を学びたいと言うのは同じ。

毎日必死に頭をフル回転させています。そのせいか、やたらお腹が空くんですよね。今日も友達がおやつを分け与えてくれます。コロンビアのキャンディだよ!とかね。

 

今年に入ってからクラスがひとつ上がりました。おかげで本当についていけず、「It's so difficult! I don't understand!」(とても難しくて理解できないよ!)が口癖になってしまいました。

▲街中に点在するカンガルーのオブジェ。

学校の様子はまた色々残していきます。

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

 

オーストラリアの賃貸事情⑤賃貸契約編

こんにちは。

 

今日は長男の保育園へお迎えに行くと、いつもフロントに座っている責任者の方から見慣れたチョコレートのパッケージを差し出されました。長女も一緒にいたのですが、チョコレート好き?渡してもいいか?と言われます。見ると抹茶味のキットカットで、長女に弟君にもあげてね、と二つ渡してくれます。mommyとdaddyにもね、と私たちの分もくれました。そして、これ卵含まれてる?言われ、入ってないよと軽く言った後に、もしかしてアレルギーのことだったかな?と思い聞くとやはり卵アレルギーがあるそうで、もう一度しっかり読んで伝えました。

日本だと特に問題ない会話だと思うのですが、相手はオーストラリア人。当然全部英語でのやりとりで、英語初心者の私にはギリギリの会話です。でも、こちらに来てから話せない•聞き取れないもどかしさはありつつ、オーストラリアの方のおおらかさなのか嫌な思いをした事はまだ一度もないんですね。みんな本当に親切だし、待ってくれます。もしかしたら、気づいてないだけでちょっとした嫌味を言われているのかもしれませんが、でもやっぱりみんな優しいと思います。オーストラリア大好き!

 

さてオーストラリアの賃貸事情も⑤になりました。苦労しましたが、いよいよ最終段階です。

 

ホテル生活5箇所目に突入。

4箇所目のアパートメントホテルの不衛生さや細くぬるいシャワー、そこはかとなく感じる治安の悪さ、キッチン道具不足・・など地味にストレスを感じながらも、まだ家は決まりませんでした。あぁ、また次へ移動せねば。でももうここはいいかな。

次のホテルで5箇所目、どうしてもキッチン付きが見つからず、部屋もファミリータイプが予約出来ず、仕方なく二部屋確保しました。ここはすぐ近くだったので歩いて移動することが出来ました。前回登場したコインランドリーを過ぎてすぐのところ。一階がバーになっていて、ここも治安的にやや不安を覚えましたが、受付の方に事情を話すと、もし部屋が空いたらファミリータイプに変更してあげると言ってくれ、本当は離れた部屋でしたが、隣同士になるように配慮してくれました。ここでもオーストラリアの優しさに触れ、(実はこの方ニュージーランド人でしたが)入った部屋は狭いけど清潔で、小さい冷蔵庫はあり、何よりシャワーの出が良くて完全に満足しました。毎日清掃に入ってくれるので、タオルも変えてくれるし(前回は清掃なし、タオル交換は一回のみ、ゴミもセルフで捨て、ゴミ袋も一回しかくれませんでした)ベッドメイキングしてくれるのも嬉しかったです。夫•長男、私•長女チームに分かれて寝ました。食事は自炊出来ないので、テイクアウトしたり食べに行ったり、スーパーで惣菜を買ってきたりでやり過ごしました。ここには近所に大きなスーパーがあるし、飲食店もあったのでなんとかなりました。子供達に米を食べさせたかったので一番よく買ったのは、巻き寿司と卵焼きです。

▲オーストラリアでも大人気の寿司。日本の寿司とは別物だけど美味しいです。

ここで問題になったのが実は私、語学学校に通う留学生なのですが、このホテル生活期間に学校がスタートしてしまったんです。結局ホテルから通う羽目になりました。バス停が近くにあったので通学は割と楽でしたが、同時に長女の小学校も始まる予定でした。でも住所不定の状態で入学出来ず、長男だけ先に保育園に通うことになりました。朝起きて、私は先にホテルを出て語学学校へ。夫がバスで長男を保育園へ送り、夫と長女はコインランドリーへ行ったり外へ出てそれぞれ過ごしました。私は昼過ぎに授業が終わると、夕飯を買ってホテルへ帰るという生活。子供達と私の学校生活はまた次回書きますが、結局家が決まらないまま新生活が始まってしまったのでした。長女はすっかり飽きて早く学校に行きたい!!と毎日のように訴えてきます。可哀想な長女をなだめつつ、家探し。そんな時、前回内見に行った物件に入れそうだと連絡が来たんです!!この時既に渡豪して1ヶ月経とうとしていました。

 

ついに家なし生活からの脱却!?

正式に契約を結び、ついに家が決まりました。引っ越しまでの間に長女の学校で面談があったり、家までの通学時間を確認しに歩いてみたりしました。そして、家が決まった事で次に問題なのが、家具家電が何一つない事でした。持っているのは小さいフライパンとこれまた小さな多機能ナイフのみ。寝具や冷蔵庫などもなく、すぐに生活が始められません。そこで、引っ越し日に間に合うようにネットで必要なものを注文することにしました。利用したのはオーストラリア人御用達のKmart (ケーマート)。オーストラリアにいる人なら知らない人はいない、ありとあらゆる物が何でも揃う品揃豊富な生活用品店です。配送サービスもあって、ほぼ全ての物をここで買いました。その事をオーストラリア人の知人に話すと、ネット販売があるのを知らなかったと言い、びっくりしてました。笑 沢山店舗があるので、直接行って買う人が多いのかな。しかも家電が安い!ほぼ自社製品で、耐久性や性能にやや不安があるものの、かなり安価で売っています。冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、掃除機などの家電、ベッドフレームなどを含めた寝具、食器やキッチン用品など全部ここで揃えました。でもここは日本ではありません。配送は日本では考えられない雑さで、日程通りに届かなかったり、食器が割れていたり、箱が破れていたりと問題もありました。日本の配送業者って本当に凄い。安くて早くて丁寧で安心。業者の方々には感謝しなきゃですね。

▲雑に玄関前に放置されていた商品

そうしてやっと安堵することが出来ました。長かった・・さすがに疲れた。

引っ越し当日は、私は学校があったので夫に頼み、ここでもまた知人夫婦が手伝いに来てくれました。急いで帰ると「Congratulations!」と両手を広げて迎えてくれました。既に大まかな荷物は届いていて、心配だった冷蔵庫はシンデレラフィット!しかも届いた商品の荷解きやベッドフレームの組み立てまでしてくれていたんです。

さらに、沢山の日用品を買ってくれていて引っ越し祝いだとプレゼントしてくれたんです・・

トイレットペーパーやキッチン道具、タオル類など、そこまで気が回らなかったけど必要な日用品が山盛り置いてあります。ちょっと本気で涙が溢れそうになりました。必死で飲み込み、本当にありがとうと、絞り出したサンキューベリマッチ。頑張って勉強して、もっと違う言葉で心からの感謝の気持ちを伝えたいと思った瞬間でした。

▲知人夫婦がくれた日用品。この他にももっと沢山ありました。

 

かくして、彼らのおかげで明るい未来が見え始めた新生活がスタートしたのでした。

 

物件探しにこんなに苦労することになるとは、あまりにも楽観的すぎた私達ですがオーストラリア人の優しさに触れ、ますますここが好きになっていきました。彼らにそう言うととても嬉しそうにしてくれます。自国を好きだと言われると、他国に比べて愛国心の弱めな日本人でもやっぱり嬉しいですよね。それは語学学校で様々な国の人達と関わる事で、日々実感しています。結局は人との繋がりや思いやりがそう感じさせるのではと思います。世界中のどこにいても、誰かから不意に受ける親切は、自然と心を温かくしてくれますね。

 

長くなりましたが、物件契約までの話はここで終わりです。実際に住んでみた様子も書こうと思っていたのですが、飽きたのでまた別の日に。笑

ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

次回はまた別角度からのお話です。ではまた明日。

オーストラリアの賃貸事情④家なしトラブル編

こんにちは。

 

今日スーパーでマヨネーズを買ったんですが、海外のマヨネーズってどうしてあんなに甘いんでしょう?以前の居住地シンガポールでも好みのマヨネーズに出会えず、結局少し高めですがキューピーのマヨネーズを買ってました。酸味が少ないというか。よく言えばまろやか?

ポテトサラダを作るとどうしても味が決まらないんですよね。でもオーストラリアにもキューピーのマヨネーズは売っています。少し高いくらいで買えない程高くはないのですが、何かどうしても同じものを高い値段で買いたくない精神が出てしまって・・そのうち自分の好みのレシピで手作りしようかなと思っています。

 

さてオーストラリアの賃貸事情も今日で④になりました。

賃貸事情と言いつつ全然賃貸出来てません。借りるまでの苦労話にタイトル変更しようかな。笑

 

家が決まらないまま4箇所目のホテルへ移動。しかし・・

市街から少し離れているけれど快適な宿で二日間過ごし、また次の移動になりました。この移動もまたオーストラリア人の知人が迎えにきてくれて手伝ってくれたんです・・というか、この後からの移動も全部来てくれて、買い物も連れて行ってくれて、サンキューベリマッチしか言えない私は、この感謝の気持ちを一体どう伝えればいいか分からず、精一杯の表情と声のトーンで心からのサンキューベリマッチを言いました。(伝わったかな・・笑)

 

次は無事キッチン付きのアパートメントホテルが予約出来て、希望する居住区に近く内見も行きやすいので良いと思ったのですが・・チェックインしようと受付に行っても誰もいない。外のベンチでタバコを吸っているアジア系の初老の女性がいて、何も言わず無遠慮にじろじろとこちらを見てきます。

なんか・・あまり全体的に衛生的とは言えない独特な雰囲気を醸し出していて、日も陰り始めていたせいもあって、ちょっと治安的にも不安な感じ。しばらくして、中から一人中年の男性が出てきて、おそらく中国訛りの英語でチェックインかと声をかけられました。私は分からなかったんですが、夫が日本人か?と聞かれ、何故ここに来たのか、日本の方がずっと良いのに的なことを言われていたそうです。(ほっといてくれ)

そうして重い荷物を持って階段で2階に上がり、部屋を開けた瞬間鼻を突く匂いに一瞬怯みました。なんか臭い。食べ物のこもったような、カビ臭いような。部屋は簡易キッチン付きのワンルームで、窓はあるけど外の廊下に面していて開けられない。網戸もなく夜は虫が入ってくるのでやっぱり開けられない。エアコンやテレビモニターもありYoutubeや映画も見れるのは良かったですが、家族四人には小さすぎる気持ち程度のテーブルしかなく、ここで食事するしかありません。でもオーブンや電子レンジ、小さな冷蔵庫はあり、簡単なものなら料理もできそうでした。シャワーと洗面台、トイレは付いてるので、ひとまずは問題なく泊まれそう。ただ何となく雰囲気が・・隣の部屋から下着姿の女性がタバコを吸いながら気怠そうに出てきます。今までと少し違う感じのどこかアジアの安宿にいるような異国感。子供達大丈夫かなと少し不安になりました。そして一番辛かったのが、シャワーの出の悪さでした。例えるなら極細の滝のような。これはシャワーではない。備え付けで角度も変えられず、洗い流すのに時間がかかり子供達を洗うのも一苦労でした・・

かなーりストレスでしたね。本気で日本のお風呂が恋しく思いました。

洗濯はというとコインランドリーがあったのですが、まるでゴミ処理状のような汚さでとても使える状態ではありませんでした。幸い、近くに別のコインランドリーがあったので、しばらくそこに通う事にしました。

▲洗濯のため2日に1回くらいのペースで通いました。

子供達の食事どうする問題。知恵を振り絞れ!

食事はと言うと、ここにはキッチン道具がなく少しのカラトリーと、お皿が数枚、マグカップが数個ある程度でした。自炊したくても道具がない。オーブンを使えばグリルはできるけどお米が炊けない。持ってきたパックのご飯ももう底を付いていました。まだ家も決まっていないのに炊飯器を買う訳にいかず、鍋を買うか・・と考えましたが、いつ終われるか分からない、宿を転々とし続けている生活の中、大荷物に鍋を背負って移動する姿を想像するとあまりにも滑稽すぎました。今考えるとそれもちょっと面白いですが、とにかくもう荷物を増やしたくない!という思いで、選んだのは一番小さなフライパンと小さな多機能ナイフ。笑 

▲20cmの小さなフライパン

▲意外と便利な小型すぎる多機能ナイフ

計量カップもない、蓋もない状態で米を炊き、これが結構うまくいって数回で完全に慣れました。これを見た知人が気の毒そうに爆笑してました。笑 毎日食事に頭を悩ませてはいましたが、この辺りで何だか面白くなっていて、どこでも適応して生きていけるような感覚を覚えました。

家が決まらない。内見に行ってはみるものの・・

肝心の家の方はと言うと、ここでも登場しますが知人が見つけてくれた所に内見に行ったり、他も連絡したり、見に行ったりしました。中でも、もう絶対ここに決めてしまいたい!という物件がありましたが、数人が内見に来ていてここもダメか・・と内心思ってはいました。夫が不動産業者の方に必死にお願いもしてくれました。(子供の学校がもう始まるし、ここに決まらない限り娘は学校に通えないんだ!的な。笑)

返事が返ってくるのに数日かかるので、祈りながら待つしかありません。ありとあらゆる身分証明の書類を提出し、最終的には知人がどうしてもの時は保証人になってあげるとまで言ってくれて・・いやいや良い人すぎないか?家が決まらないこともまるで自分たちの事のように悩んでくれて。感謝と共に、夫は一体この知人夫婦にどんな良い事をしたのか疑問に思う気持ちが芽生えました。でも夫は昔から、困ったことがあるといつも周りの誰かから手を差し伸べて貰えるそうです。普段から人並み以上に親切だとか、特別な何かを与えているようには思えないのですが、何故か誰とでもすぐに打ち解けて仲良くなり気に入られ、沢山の好意を貰ってくる。そんな不思議な吸引力を持っています。穏やかで爽やかな見た目なわけでもないし、関西人だけど一笑いとって場を盛り上げるタイプでもない。むしろ真逆。笑 

人見知りで、かなり深い仲になるまで偽った自分でしか人と関われない私には理解不能です。正直羨ましい。分析好きの私にとって夫の謎の吸引力は永遠の研究テーマかもしれません。

今回ばかりは夫のその謎スキルと運の良さに頼るばかり。思い残す事なく大いに発揮して欲しい!!

 

話が脱線しましたが、オーストラリアに来てそろそろ1ヶ月。未だ家は決まりません。いつまで続くのか・・どうでもいいけどとりあえずこのアパートメントホテルは嫌だ!極細滝の地味な修行スタイルから解放されたい!

 

次回で最終章。

になればいいな。笑

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

オーストラリアの賃貸事情③家なしトラブル編

こんにちは。

 

今日はクリニックに来ています。日本人医師がいて受付の方も日本人もしくは日本語が話せるので安心です。私は英語初心者ですが普段の生活は特に支障はありません。でも全部英語で症状を話して、それに対し今度は説明を受けるというのはちょっと難しい。病院に関しては正確にしておきたいので日本語が使えるのは有り難いです。ここ1ヶ月ほど治らない湿疹が出来ていて痛みや痒みもあるので受診しました。何が原因だろう?軟膏を処方され、1週間ほど様子を見てとの事でした。

 

さて今日も引き続きオーストラリアの賃貸事情についてです。

 

突然のキャンセル、ホテルが予約出来ない!?

やっと自炊できて食事問題もなんとかなり、近くの大きなショッピングモールへ行ったり公園へ行ったりして家探しも継続しながら過ごしていました。が、やはり家が見つからない。長女の学校区内に賃貸物件がなかったんです。考えられない程大きなプール付きの豪邸なんかはありましたが、それはどう考えても無理。オーストラリアには一体どんな人が住めるんだというお城のような豪邸が点在しています。あぁ海外だって感じ。夫のオーストラリア人の知人も協力して探してくれましたが、なかなか決まらない。仕方ないからこのままこのアパートメントホテルを延長しようと受付に話に行ったのですが・・なんと予約が埋まっていて延長出来ないと言うではないですか。困った。このままでは寝る場所すらない。知人がうちにおいでと再三言ってくれましたが、騒がしい子供二人もいていつ出て行けるかも分からないのに迷惑をかける訳にはいきません。有り難い提案は最後の最後の手段にさせて貰い、他の宿を探しました。

お金はかかるけど仕方ないくらいに考えていたのですが、どんなに探してもキッチン付きの宿が見つからない。実はこの時期オーストラリアではホリデー中だったんです。それでどこのホテルもいっぱいで予約出来なかったんですね。そんなん知らん・・と事前調べの甘さがまたここで浮き彫りになりました。こうなったらキッチンはいいから寝る場所だけでも確保したいと思っても空きがない。何とかしらみ潰しに探して、少し離れるけれどやっと一箇所予約出来ました。ホッとした矢先、移動の前日突然予約キャンセルになったんです!もうびっくりして本当に焦りました。なぜ?問い合わせても返信がない。支払ったお金は返金されるのか?まさか詐欺?沸々と怒りが湧いてきました。ともかく、次の宿が必要だ!と、かなり離れた場所に一箇所二泊だけ予約を取ることが出来ました。高いけど仕方ない。子連れで野宿はさすがにやばい。そうしているうち、キャンセルされたホテルから返信があり、返金は必ず行われるとの事でしたが、結局なぜキャンセルになったのかよく分からないまま。ダブルブッキングでもしてしまったんじゃないか?と今でも疑ってます。その後お金は無事返金されました。こうなったら切り替えるしかない。次へ移動だ!

 

二泊だけの滞在、そしてまた移動

次の滞在先はかなり離れた場所にあり、駅もなくバスを乗り換え乗り換えの移動しかありませんでした。また大荷物を引きずって移動か・・げんなりしているところに、例の知人が車で迎えにきてくれると申し出てくれたんです!申し訳なさもありつつもう本当に有難くて。しかも!その為に子供にチャイルドシートを2つ買ってくれたと言うんです!なんて事なの!信じられない!

▲買ってくれたチャイルドシート。車を買ったのでそのまま譲り受け使わせて貰ってます。

優しすぎる・・!!この知人夫婦はVISA取得や家探しなど本当に沢山助けてくれて、今でもずっと気にかけてくれて事ある毎にお世話してくれます。この知人夫婦がいなければオーストラリアへ来ることも出来なかったと心から思っています。この方は夫の職場のボスなんですが、夫の仕事に関しては長くなるのでまた追々に。

そんなこんなで、移動を手伝って貰い無事次の宿へ到着。(重いスーツケースも運んでくれた・・神様なの?)ここは大きな一軒家を貸し出していて、家具家電も全て揃っており凄く良かったです。Wi-Fiもばっちり。この時にネットを使わなければならないような事を一気に済ませました。

▲ここは広くて綺麗で凄く良かったです。

でもこの時点でもまだ家が決まりませんでした。いやー考えが甘すぎた。賃貸物件が少ない上に、私たちは外国人です。もし同時期に同じ物件を希望する人がいたら、競り負けるくらいに信頼度も低く、謎の日本人に物件を貸してくれる人も少ないのかもしれなかったんですね。オーストラリアでは貸し手側が借りる側を選べます。それならより信頼度が高い人に貸したい決まっていますよね・・

 

家なし生活も長引いてきました。でも広大でゆったりとしたこの国の気候や土地柄が心地よく、何よりオーストリア人の知人のお陰で、絶望的にならずに済みました。焦る気持ちもありつつ、なんとかなるか!と言う気持ちは常にあって、私達夫婦が二人して楽観的なのが良いやら悪いやら・・笑

 

こんなに長い時間家族でべったり過ごす時間も今までになく、長い旅行に出ていると思えばなんだか幸せな気もしました。でもやっぱり早く落ち着いて寝たい!

二日間の滞在を経てまた次へ移動することになりました。ここは希望する居住区に程近く、便利そうな場所でした。しかし・・このアパートメントホテルが最悪でした。ここでほんのちょっと心が折れそうになります。

 

明日に続きます。

 

本日もお読み頂きありがとうございました。

 

オーストラリアの賃貸事情②家なし生活編 

こんにちは。

 

朝寝坊の日曜日。子供達は起きるのが早いのですが、母はもっと寝ていたい・・

睡眠が浅い夫も日曜くらいゆっくり寝かせてあげたい・・でも騒がしい子供達が待ってくれるわけもなく、休日に昼過ぎまでダラダラ寝ていたあの頃が懐かしい。

子供達は家事の間おさるのジョージを見て大人しくしてます。英題『Curious George』直訳すると好奇心旺盛なジョージです。英語の勉強も兼ねて、英語版で見ています。子育て中の方にはよく分かると思いますが、親側もいつも凄く勉強になる内容なんですよね。イタズラばかりのお猿と、ひたすら優しく見守る黄色い帽子のおじさん。英語初心者な私程度の英語力でも理解しやすく、子供に対する態度や声かけなどとても参考になります。私がお勧めしなくても世界中で大人気のジョージ。画面の中で今日も盛大に好奇心を爆発させています。

 

さて、今日も引き続きオーストラリアの賃貸事情です。

 

家なし生活の為の準備。一体何が必要?

オーストラリアについてから5ヶ所の宿を転々としました。最初は街の中心にほど近いホテルに2日間。食事なしプランにしたので近くに食料を調達しに行きました。食事付きにしたところで子供達が食べそうなものが出てくるか分からなかったからです。部屋に付いているのは電気ケトルくらいで、電子レンジもありません。このケトルなんですが、私はホテルのケトルがどうも信用ならない。以前、日本にきた外国人観光客がケトルで靴下を洗ったり、異物を入れたりと見るのもおぞましい動画を見たことがあるからです。ニュースになったりもしました。特に外国のケトルなんていつ手入れされたか分からないような代物です。インスタントコーヒーを入れるのさえ躊躇してしまいます。子供達の口に入るものならなおさら使うの嫌だなぁ・・でもお湯は必要だよね・・と考え、日本で渡航準備中にこんなものを買っていました。

 

▲携帯用湯沸かし器 トラベルコイルヒーター


Amazonで買ったんですが、他にも色んなタイプがあります。海外で使用できるようにワット数の確認が必要です。キャンプとかアウトドア用に使う人が多いのかな。

これね、凄いんですよ。本当に一瞬でお湯が沸きます。びっくりします。コイル剥き出しなんで火傷注意で、最初使うのちょっと怖かったです。でもすぐに慣れ、これで日本から持ってきたインスタント味噌汁やカップうどん、レトルトカレーなんかを作りました。湯煎でいけるパックのお米も数日間分持ってきてました。私はパンでもなんでも現地で調達したもので構わないのですが、子供達用に持っていて良かったです。

食事はなんとか出来たんですが、次は洗濯問題。下着程度なら洗面所でいけそうですが暑いオーストラリアで汗だくの子供達の服をそのままにしておく事もできないだろうとこちらを持っていきました。

 

▲アウトドアや災害にも。洗濯バッグ5点セット

実際には現地到着時少し肌寒いくらいだったのですが、こちらも持ってきて良かったです。コンパクトに畳めるのでスーツケースに入れてもあまり邪魔になりませんでした。とは言え、数日分の食料はかなり重かったですね・・

この時はまだ長い準備期間を経て、子連れで長時間の移動をクリアし、辿り着いた達成感と安堵でこれから始まる新生活に胸を躍らせていました。それがこんなに地に足がつかない状態で、流れ流れて宿を転々とする羽目になるとは・・笑 

 

アパートメントホテルで自炊開始

2日間のホテル生活のあと少し離れた所にあるアパートメントホテルへ移動しました。この移動がこの後もずっと私達を苦しめる事になります。というのも、子供達が車に乗る際まだチャイルドシート必須である事。これはオーストラリアも同様で、実は日本から携帯用のチャイルドベルトを持ってきていたんですが、これがオーストラリアでは使えなかったんです。物凄くショックでした。下調べ不足を実感し、これではタクシーも乗れない事態に陥ります。さらに大きなスーツケースを4つ持っていたので、大型の車以外荷物も乗せられなかったんですね。電車やバスを使うしかなくなり、大荷物を引き摺りながら子供達を連れて移動しなければならず、この期間に私軽いギックリ腰になりました。笑 

まだ元気だったオーストラリア3日目、自炊のために選んだアパートメントホテルは駅近、大きなショッピングモールも近くにあり便利な立地でした。ただボロくて衛生面がやや気になり、一番問題だったのがwi-fiが全然入らなかった事です。まぁでも全部許容範囲。臭いもないし、騒音もそんなに気にならず、ベッドは綺麗なシーツが敷いてあったし、コインランドリーもありました。キッチン道具も沢山あってすぐにでも料理が出来る感じ。食料を調達し、簡単にですが久々の自炊ご飯。日本を出る前の数日間も、全ての家具や家電を処分してきたので、自炊できず外食や買ってきた物を食べていたので本当に久しぶりな気がしました。

ただ調味料がないし、買ってもまた移動するのであまり荷物を増やしたくなく、本当に少しの調味料のみ購入。

▲パスタ、チキンと野菜ときのこのソテー

限られた調味料、子供達も食べるメニュー、栄養面、無駄のないように使い切れる量、考える事が多く結構苦労しました。でも、海外のスーパーは見るだけでも楽しいし、料理も好きな方なのでなかなか面白かったです。

ずっとキャンプしてるみたいな。

家族でずっと旅してるみたいな。

地に足がつかず不安定な生活。それでも家族みんな元気なら大丈夫。

家族がいるならずっと楽しい。少なくとも私はそうです。

 

日本で安全で安定した生活も悪くなかったし、子供もいるのでそうやって生きていくのだろうと思っていました。でも・・なんだか刺激が足りないような、このままでいいのかなと漠然としたモヤモヤ感というか。子供達を巻き込んで不安定な冒険のような生活を選びました。

それには色んな理由があるけれど、これが子供達にとって正解だったのか、答えは彼らが成長するまで分かりませんがいつか答え合わせができたらいいなと思っています。

良い答えだと嬉しいという期待も込めて。

 

続きはまた明日に。

 

お読み頂きありがとうございました。